ある日のSNS

演奏などと同時にメンバーのビジュアル面(私たちの場合はヴォーカリスト)をアピールすることは、バンド活動の一環として一般的なことだと思います。しかし、それがSNSでフォロワー数アップや、人々との交流など、何らかの効果に繋がるものなのか、どうなのか。実態を知るため、「美少女」というタイトルをつけた看板娘の写真と共に、『少女は事実で、美は主観。 この「美」というものが、 ツイッター上でどの程度役に立つのか、 いいねやリツイートが増えるのか?』という実験的なツイートをしてみました。

結果は、美を強調するのはむしろ逆効果で、好反応が減るという事態になりました。やはり美とは自己の気持ちを満たすためだけのものなのでしょうか。綺麗や可愛いも含めた外見上の美というものは、実社会で役に立つようなものではないと思ってはいましたが、SNSでも同様のようでした。

この結果を参考に、美的要素以外のツイートをしてみよう考え、日常の一コマ、例えば今回は以下のような自動車ネタをツイートしてみました。

『昨日の御車はメルセデス EQA。前回の御車ジャガーや、テスラ Model Xより乗り心地が良い感じ。テスラは0-100が2.6秒と強烈で、ガソリンエンジンの比ではなかった。ランボルギーニ・アヴェンタドールで2.8秒なので、ランボより速い。 何と言ってもガソリンエンジンとの決定的な違いは、ほぼ無音でそのような加速をすること。EQAは猛暑日にエアコンを使って、航続距離も普通の車と同じ。10年後は更に進歩してそうです。中川翔子さんもEQAに乗っています。』

すると、やはり好反応が大きく、いいねやコメントを頂いたりフォローも増えました。実体験をシェアするということが要点なのかもしれません。

さらに、SNSの大部分を占める「食べ物」関係をツイート。実際、ツイッターなどは食べ物と動物の写真を公開するサービスといってもいいくらいですから、これも普通に受け入れられました。

偶然ですが、投稿したこのクリームソーダを見て、コスチュームに関する着想を得たので、『写真のドレスの青色部分を赤色にすればクリームソーダ風になるので、生地から仕立てて作る。』という旨のツイートをしたところ、これも好反応。

ということで、ツイッターで沢山の方と交流して楽しんだりするためには、何かのアピールではなく、日常的な内容の「つぶやき」や心情表現が必要だという、当たり前のことを再認識することになりました。今後は、これに加え、従来から人気の「旅程をリアルタイムに発信する」というツイートを併用していこうと思います。

作成者: Az

アコースティックバンド Premier Ensembleのブログです。