記憶の記録

 雑談九割、演奏一割、練習無しの私たち。今日の話題は夏の予定。近々臨海学校があるとのこと。私の時代とは諸々様相が異なるようですが、きっと大人になっても忘れることのない大切な夏の思い出となることでしょう。今になって思うのは、それぞれの行事が一生に一度だけの貴重なものだったということ。当たり前のことなのですが、当時はそんなことは考えもしませんでした。

 四季を通して様々な出来事がある中で、何故か夏の思い出は他より強く鮮明に記憶に残るような気がするのは、夏が一年の中でのピークに該当するからでしょうか。これは登山でいうならば、頂上と、そこへ至るまでの道のりの方が、下山のときより印象深いという程度の感覚的な理由ですが、人生など他の事象に置き換えても同様であるようにも思えます。

 さて、私が同じ年代の頃の夏はどうだったのか、事柄を音楽に絞り込み想い出してみました、あの時、街中で流れていたり、ラジオやレコードで聴いたりした曲を印象順に並べてみると以下のようになりました。

“渚のシンドバッド / ピンクレディー”
“Virgin killer / Scorpions”
“Man on the silver mountain / Rainbow”
“It’s a game / Bay city rollers”
“Sunny / Boney M”
“Polichinelle / France gall”
“聞いてよお願い / ミッチー・サハラ”

 これらはVictorのレコードプレイヤーとラジカセ。または、ループコイルを傍らに置いた、PhilipsやRobertsのラジオで聴いていました。

 考察すると、当時はピンクレディーが突出して流行しており、連日、昼夜を問わず、あらゆる場所で曲が流れていたと思います。ジャンルがロック系に偏っていますが、そこにディスコ系が入っているところが、この後の時代を予感させます。全体としてみるとメロディー・オリエンテッドなものが大部分を占めているという特徴があります。ミッチー・サハラとFrance Gallは物心ついたころからの信奉者ですので、時代に関わらず今でも聴いています。それぞれの曲に纏わるエピソードもありますが、長くなるのでまたの機会に。

2024年7月9日(火)17:00-17:15
Alice Cafe

Romeo and juliet suites
-Prologue /w Violin
-Juliet
-What is a youth
My lady greensleeves
Aime ceux qui t’aiment

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カテゴリー: Concert

作成者: Az

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